2024年10月19日(土)に東京・立川にて開催される、箱根駅伝予選会。
いよいよ間近に迫った箱根駅伝予選会2025ですが、総合順位はどうなるのか、本選出場が確実と思われる有力な出場校や注目選手が気になる人も多いのではないでしょうか。
今年はかなり波乱の予選会になりそうだけど、私の推しの大学は今年は無事通過できるかな?
そこで今回は、以下について徹底解説。
- 箱根駅伝予選会2025の順位予想
- 箱根駅伝予選会2025の有力な出場校3校
- 箱根駅伝予選会2025の注目選手
今年の箱根駅伝予選会は一体どこが勝ち上がるのか、トップ通過が期待される選手は誰なのか気になる人はぜひこの記事を参考にしてみてください(*^^*)
箱根駅伝予選会2025順位予想!
来月10月19日は駅伝ファン大注目の「箱根駅伝予選会」が開催されます🏃… pic.twitter.com/LSoUqKRE92
— シーエー太郎 (@RQuvVlIGym83FPh) September 25, 2024
さっそく箱根駅伝予選会2025の順位を予想していきたいと思います。
今回は、1位から5位、5位から10位、そして11位から15位の3つのカテゴリーに分けて予想してみました。
1位~5位予想
- 1位:中央大学
- 2位:東海大学
- 3位:立教大学
- 4位:日本体育大学
- 5位:明治大学
1位:中央大学
1位は中央大学と予想しました。
吉居大和選手、中野翔太選手、湯浅選手といった強力な4年生が抜けたものの、チーム力では昨年以上と言われるほど充実しています。
全日本大学駅伝も近いため戦力を分散させる可能性はありますが、上位通過が期待されるチームは条件が同じ大学も多いため、順位にはあまり影響ないのではと思われます。
2位:東海大学
2位は東海大学と予想。
エース石原選手が卒業したものの、10000mの平均タイムは中央大学に次いで2位と、有力ランナーが揃っています。
また、昨年は箱根予選会を経験したメンバーの多くが3年生以下だったことや、箱根駅伝本選に出場した強力な選手が今年度も多く在籍しているため、うまく采配できれば上位通過の可能性は高いと思います。
3位:立教大学
3位は立教大学と予想。
Wエースが強力なのと、監督が代わり新体制になってからチーム全体の底上げがうまくいっており、勢いがあると感じるので、前回の6位よりも順位を大きく上げる可能性があります。
4位:日本体育大学
4位は日本体育大学と予想しました。
上位予想の3位までと比べると抜きんでている選手はいないものの、予選会での集団走が非常にうまく、前回も危なげなく5位通過しています。
そのため、今年の予選会でも上位に入ると考えられます。
5位:明治大学
5位は明治大学と予想してみました。
毎年上位通過している印象ですが、今年の予選会は上位と予想される大学が強いので、この順位と予想。
明治大学は昨年予選会2位、その前は1位通過も経験しているなど予選会巧者なので、今年度も上位通過が期待できます。
6位~10位予想
- 6位:神奈川大学
- 7位:順天堂大学
- 8位:東京国際大学
- 9位:中央学院大学
- 10位:国士館大学
6位:神奈川大学
箱根駅伝予選会6位通過と予想したのは、神奈川大学です。
神奈川大学は前回の箱根駅伝で大後監督が退任し、中野コーチが監督に昇格しました。
今季の神奈川大学は記録会で好記録を連発しているのに加え、長らくコーチとして神奈川大学の学生を指導し、当然予選会の勝ち方も間近で見てきた監督なので、無理なく予選会を勝ち抜くことが期待されます。
7位:順天堂大学
7位と予想したのは、順天堂大学。
順天堂大学は前回の箱根から不調が続いています。
今年も三浦龍司など箱根を経験した4年生が卒業し、昨年よりさらにチーム力が落ちているだろうと予測しました。
とはいえ、吉岡選手が夏合宿で好調だったことと、1年ルーキーの玉目選手もかなり良さそうなので、他の選手の底上げ次第で危なげなく本選に進めるのではないかと思います。
8位:東京国際大学
8位予想は東京国際大学です。
なんといっても、強力な留学生の存在が大きいですね。
予選会はおそらく最強留学生のエティーリ選手が出場すると思われるので、エティーリ選手がどれだけタイムを稼げるかが通過の鍵となります。
昨年のように転倒の影響がなければ通過は確実でしょう。
ただし、昨年の予選会を見ているとチームメンバーがエティ―リ選手に少し頼りすぎなところが見受けられるため、今年は日本人選手も頑張ってほしいところです。
9位:中央学院大学
9位予想は中央学院大学。
今年度4年生の吉田礼志選手が、今年も日本人トップ候補です。
吉田選手で貯金を稼げそうなのに加え、他にも去年予選会で好走した選手が多数残っているので、通過の可能性は高いでしょう。
10位:国士館大学
10位予想は国士館大学。
留学生のピーター・カマウ選手に加え、日本人選手も昨年は1時間3分台でフィニッシュした選手が今年も残っています。
ただ、カマウ選手が今季あまり調子が上がっていない様子が見られるので、日本人選手の頑張りでぎりぎり10位に滑り込むと予想します。
11位以下予想
- 11位:日本大学
- 12位:山梨学院大学
- 11位:東京農業大学
- 14位:駿河台大学
- 15位:専修大学
11位日本大学
11位予想は日本大学です。
前回5位通過だった日本大学は、留学生のシャドラック・キップケメイ選手が昨年に引き続きトップが期待できます。
予選通過できるかどうかは、他の日本人選手次第。
10人の内1人でも遅くなると一気に本選出場圏外になってしまうので、集団層で確実に後半ビルドアップしたいところです。
12位:山梨学院大学
12位予想は前回予選会13位の山梨学院大学です。
留学生のジェームズ・ムトゥク選手が速いですが、10人の内後半の選手が苦戦することが多いので、2年ぶりに本選出場できるかどうかはムトゥク選手が貯金をいかに稼げるかにかかっています。
13位:東京農業大学
13位予想は前回11位通過の東京農業大学です。
昨年日本人トップだった前田選手は今年も活躍が期待されますが、強力な4年生の2本柱が卒業したため、厳しい戦いになると予想されます。
前田選手以外で上位通過が狙える選手が出てくれば、予選通過の可能性は高いでしょう。
14位:駿河台大学
14位予想の駿河台大学は、留学生のレマイヤン選手と日本人エースの東泉選手が強力ですが、早く通過できる選手が10人揃うかが微妙なところなので、この順位にしています。
15位:専修大学
15位予想は専修大学です。
留学生のダンカン・キサイサ選手の好走と日本人選手が安定したタイムで通過できるかどうかが、本選出場の鍵です。
チームの核となる日本人エースの選手が現在不在のため本選出場は厳しいと感じ、この順位にしています。
箱根駅伝予選会2025有力出場校3校の戦力を分析!
今合宿初のトラック練習
— GENさんの陸上ワールド(Gen's Athletics World) (@genyanagihara) August 7, 2024
@chuo_tf
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箱根駅伝予選会2025の出場校の内、トップ通過の有力候補は以下の3校です。
- 中央大学
- 東海大学
- 東京国際大学
上記3上記について、2024年度の戦力を分析してみました。
中央大学の戦力分析
中央大学は10000mの平均タイムが28分28秒と、予選会出場校の中で最も早い平均タイムを持っています。
シード校を加えても上から3番目と、本来なら予選会にいてはおかしいくらい層が厚いですね。
前回箱根7区で区間賞の活躍をした吉居駿恭選手は全日本に集中するため、予選会には出場しないと思われますが、同じ3年生エースの溜池一太選手や、前回1年生で体調不良の中任された10区を一桁順位で好走した柴田大地選手、ハーフに定評のある山平怜生選手、白川陽太選手など、箱根駅伝やハーフで成績を残している選手が多く在籍。
間違いなく1位通過本命ですが、懸念事項があるとすれば予選会は3年ぶりで、経験した選手でも周回コースしか走ったことがない点と、全日本大学駅伝との兼ね合いの2点。
ただ、藤原監督は箱根駅伝予選会の怖さを知っていますし、予選会でもトップを取れるよう目指すとインタビューで答えているので、軽視するような采配にはならないと思います。
東海大学の戦力分析
東海大学は10000mの平均タイムが28分38秒35と、中央大学に次いで高い平均タイムを持っています。
予選会でも好走し、前回は花の2区を任されたエースの花岡寿哉選手や兵藤ジュダ選手、南坂選手、梶谷選手などチームの核となる選手も多く、今回の予選会でも好走が期待できるでしょう。
ただ東海大学は実力だけ見れば上位なのですが、予選会が苦手な傾向があり、前回も10位と苦戦しているのでうまくはまらない場合は下位通過になる可能性もあります。
立教大学の戦力分析
立教大学は、今最も勢いのある大学の一つと言っても過言ではありません。
昨年の箱根駅伝予選会直前に監督解任に見舞われ、監督不在のまま予選会を迎えましたが、本番では10キロ地点を1位通過。
その後も安定して走り、総合6位で本選出場を決めています。
また、今季は4月1日より駒澤大学のコーチを務めていた高林氏を監督に迎え、さらに進化。
6月の全日本予選ではさっそく5位に入り、見事本選出場を決めました。
林選手、國安選手のWエースを筆頭に、各選手のポテンシャルが高く、そこに高林監督の指導がうまい具合に噛み合うことで、箱根駅伝予選会でも上位通過するのではないかと期待しています。
箱根駅伝予選会2025の注目選手を紹介
大興奮の男子。
— jaydash (@jaydash2) May 3, 2024
最後まで力を蓄えていた葛西選手が優勝。なんと言っても東農大2年の前田選手!後半まで優勝争いに食い込み、3位入賞!U20日本記録樹立!
メチャ楽しかった!#日本選手権10000m #challenge25laps #運命をかけた決戦 pic.twitter.com/LZm2rccKQ2
続いて箱根駅伝予選会2025の上位に入ると予想される大学の、注目選手を紹介します。
順位予想1位~15位までの大学の注目選手を、各校3名ずつ選んでみました。
※チームエントリー前に作成していますので、エントリー次第では変更することがあります。
大学名 | 注目選手① | 注目選手② | 注目選手③ |
中央大学 | 溜池一太 | 柴田大地 | 岡田開成 |
東海大学 | 花岡寿哉 | 兵藤ジュダ | 鈴木天智 |
立教大学 | 林虎大朗 | 國安広人 | 馬場賢人 |
日本体育大学 | 山口廉 | 山崎丞 | 分須尊紀 |
明治大学 | 尾崎健斗 | 大湊柊翔 | 綾一輝 |
神奈川大学 | 宮本陽叶 | 滝本朗史 | 新妻玲旺 |
順天堂大学 | 吉岡大翔 | 玉目陸 | 浅井皓貴 |
東京国際大学 | リチャード・エティーリ | 白井勇佑 | 佐藤榛紀 |
中央学院大学 | 吉田礼志 | 近田陽路 | 黒岩勇禅 |
国士舘大学 | ピーター・カマウ | 生駒直幸 | 西田大智 |
日本大学 | キップケメイ | 安藤風羽 | 鈴木孔士 |
山梨学院大学 | ジェームズ・ムトゥク | 村上大樹 | 新本駿 |
東京農業大学 | 前田和磨 | 深堀優 | 原田洋輔 |
駿河台大学 | レマイヤン | 東泉大河 | 古橋希翁 |
専修大学 | ダンカン・キサイサ | 新井友裕 | 藁科健斗 |
2025年の箱根駅伝予選会を走ると予想される注目選手の中には、箱根駅伝で上位を走った経験のある選手やハーフや10000mなどで良い成績を収めている選手もたくさんいるので、上位争いについてはかなり見ごたえが大きそうです。
では、上記の中で、予選会トップや日本人トップを狙える有力選手6人をピックアップしてみましたのでご紹介します(*^^*)
注目選手①リチャード・エティーリ選手(東京国際大学)
東京国際大学のリチャード・エティーリ選手は、前回の箱根駅伝予選会でトップ通過大本命でしたが、転倒の影響が大きく結果が振るいませんでした。
しかし、2024年2月におこなわれた丸亀ハーフマラソンでは山梨学院大学のモグス選手の記録を超え日本学生記録となる59分48秒を樹立、10000mでも27分06秒88と、他を寄せ付けない圧倒的な実力を発揮。
今回の箱根駅伝予選会では、トップ通過大本命と言えるでしょう。
注目選手②シャドラック・キップケメイ選手(日本大学)
日本大学のキップケメイ選手は、前回の箱根駅伝予選会でトップでゴールをしています。
その際の記録は1時間00分16秒。
丸亀ハーフ時のエティーリ選手の記録には及ばずですが、おそらくエティーリ選手と共にトップ争いを繰り広げるのではないかと期待されます。
注目選手③前田和磨選手(東京農業大学)
東京農業大学の前田和磨選手は前回の箱根駅伝予選会にて、1年生ながら日本人トップでゴールしました。
今季も10000mにて、駒澤大学の佐藤圭太選手の記録を上回る27分台の記録を出すなど、ハーフだけでなくスピードにも定評がある選手です。
今回も出場する場合は、日本人トップが期待されます。
注目選手④吉田礼志選手(中央学院大学)
中央学院大学の吉田礼志選手は、前回の箱根駅伝にて日本人2位でゴールしました。
終盤前田和磨選手に日本人トップを譲ってしまいましたが、途中まで1位を独走。
ハーフマラソンの記録は1時間00分44秒と、日本人学生歴代2位の記録を持っているので、今年もトップ争いが期待される選手です。
注目選手⑤柴田大地選手(中央大学)
中央大学の柴田大地選手は、前回の箱根駅伝では1年生ながら10区を任され、当日体調が万全ではなかったのにもかかわらず区間一桁でゴールした選手です。
今季は全日本選手権の3000m障害で学生ながら2位入賞したことがクローズアップされていますが、実はハーフも強く、2023年に行われた宮古ハーフでは青学勢を抑えて優勝、2024年の箱根駅伝後の2月に行われた丸亀ハーフでは、中大記録まであと9秒まで迫るタイムを出しています。
ここぞという時の勝負強さもあり、今回の箱根駅伝予選会では日本人トップを狙う発言をしていることから、トップ争いに加わってくると思われます。
注目選手⑥東泉選手(駿河台大学)
駿河台大学の東泉大河選手は、駿河台大学の日本人エースでハーフマラソンが強く、2024年2月におこなわれた丸亀ハーフマラソンでは駿河台大学日本人学生記録となる1時間1分40秒をマークしています。
非常にポテンシャルが高く、今年の箱根駅伝予選会では、まず間違いなく日本人トップ争いに加わってくると思われます。
箱根駅伝予選会2025順位予想まとめ
箱根駅伝予選会まであと24日!
— 駿河台大学駅伝部 (@surugadi) September 25, 2024
今日のカウントダウンは、2年生ペアです!
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今回は、箱根駅伝予選会2025の順位予想や有力出場校、注目選手についてまとめてみました。
- 箱根駅伝予選会2025では中央大学、東海大学、立教大学が上位通過の可能性が高い
- 箱根駅伝予選会2025でトップでゴールするのが期待されるのは東京国際のエティーリ選手
- 前田選手や吉田選手は今年も予選会で日本人トップが期待できる選手
今年の箱根駅伝予選会まで、あと1ヶ月を切りました。
私の推し大学が箱根駅伝本選に出場できるかどうかも気になりますが、今年はどんなドラマが生まれるのかも楽しみです!
ぜひ予選会から勝ち上がった大学の中から、本選でもシードが取れる大学が出てほしいなと思います(*^^*)
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