大学受験の勉強を進める上で、どの問題集を使うかは非常に重要な要素の一つ。
今回は「物理の勉強をするなら良問の風 と重要問題集 どっちがいい?」ということで、この2つを徹底比較してみました。

物理の問題演習進めるなら、良問の風と重要問題集のどっちがいいんだろう
物理の勉強を進めるうえで、「重要問題集」と「良問の風」はどちらも必ず名前が挙がるほど、知名度がある問題集です。
そのため、「どっちを選べばいいの?」「自分に合っているのはどっち?」と悩む受験生も多いはず。
結論から言うと、以下がおすすめです。
- 演習量を増やして実力をつけたいなら → 重要問題集!
- 物理の考え方をじっくり理解したいなら → 良問の風!
とはいえ、志望校のレベルや勉強スタイル、現状の理解度などによって、最適な選び方は変わってきます。
そこで今回は、「重要問題集」と「良問の風」の違いを、7つのポイントで徹底比較!
あなたにぴったりの問題集を選ぶためのぜひ参考にしてみてください(*^^*)
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目次
重要問題集と良問の風の比較7項目
物理の問題集選びって難しいですよね。
たくさん出ている中でも、問題集タイプの「重要問題集」と「良問の風」は特に人気で、どっちにしようか悩む人は結構多いと聞きます。



この2冊、どちらも人気の問題集だけど実は特徴が結構違うんだ。
そこでここでは、「どんな人向けなのか?」「問題のレベルは?」など7つのポイントで徹底比較!
比較ポイント | 重要問題集 | 良問の風 |
---|---|---|
① どんな人向け? | 難関大を目指す人向け | 基礎~標準レベルを固めたい人向け |
② 問題の量と種類 | 問題数が多く、難問も含む | 頻出&標準的な問題が厳選されている |
③ 解説のわかりやすさ | シンプルで短め | 丁寧で詳しい |
④ 問題の構成 | 「要項」「A問題」「B問題」に分かれてる | 各分野ごとに整理され、巻末に論述問題あり |
⑤ 難易度 | 標準~難関大レベル | 基礎~標準レベルが中心 |
⑥ 特徴 | 実戦向けで、入試レベルの問題が多い | 理解を深める問題が厳選されている |
⑦ 使うタイミング | ある程度基礎を固めた後 | 教科書の基本を理解した直後 |
① どんな人向け?(対象レベル)
問題集 | おすすめの人 |
---|---|
重要問題集 | 難関大学を目指す人 / 入試本番レベルの問題に挑戦したい人 |
良問の風 | 基礎〜標準レベルをしっかり固めたい人 / 難問よりも「考え方」を身につけたい人 |
「重要問題集」は、入試での得点力を高めることを目的とした問題集。
特に旧帝大レベルの難関大学を目指す受験生に人気で、「とにかくたくさんの問題を解いて実力をつけたい!」という人に向いています。
ただし、解説がシンプルなので、基礎が固まっていないと少し難しく感じるかもしれません。
一方で「良問の風」は、基礎〜標準レベルの問題が中心。
入試頻出の良問が厳選されていて、「物理の考え方」をしっかり身につけるのに最適です。
難問は少なめなので、まずはこの1冊で基礎固めをするのがおすすめ。
つまり、
- 「難しい問題もガンガン解いて実力を伸ばしたい!」→ 重要問題集
- 「まずは標準レベルをしっかり固めたい!」→ 良問の風
このように、今の自分のレベルや目指す大学に応じて選ぶのがポイントです。
② 収録されている問題の量と種類(問題数)
問題集 | 問題数 | 問題の種類 |
---|---|---|
重要問題集 | 約250問 | 標準問題+難関大レベルの問題が多い |
良問の風 | 約160問 | 基礎〜標準レベルの良問が厳選されている |
問題数だけで見ると、「重要問題集」のほうが多いです。
しかも、難易度が高めの問題も収録されているから、「とにかく量をこなしたい!」という人にはピッタリと言えますね。
一方、「良問の風」は問題数こそ少なめですが、厳選された良問がそろっているのが特徴。
「一問一問をしっかり考えながら解きたい」という人に向いている問題集です。
どっちが自分に合う?
- 「たくさんの問題を解いて経験値を上げたい!」 → 重要問題集
- 「量よりも、良問をじっくり解いて考え方を身につけたい!」 → 良問の風



どちらも入試に役立つ問題が詰まっているけど、自分の勉強スタイルに合ったものを選ぶのが大切だよ
③ 解説のわかりやすさ(解説の丁寧さ)
問題集 | 解説の特徴 |
---|---|
重要問題集 | シンプルで短め。解答のみ掲載されていることが多い |
良問の風 | 丁寧で詳しい。解法の流れや考え方がしっかり説明されている |
解説のわかりやすさを重視するなら、「良問の風」のほうが圧倒的に親切です。
各問題に対して「なぜこの解法を選ぶのか?」といった考え方の部分まで丁寧に解説されているからです。



初めてその単元を習う人や、「物理の理解を深めながら問題を解きたい!」という人にはピッタリだね!
一方、「重要問題集」は解説がかなりシンプル。
基本的に解答のみが掲載されていることが多く、「なぜこの式を使うのか?」などの説明はあまり詳しくないのが特徴です。



重要問題集はある程度物理の基礎ができている人向け!
解説がシンプルなのが却って進めやすいという人もいるよ
どっちが自分に合う?
- 「解説がしっかりしているほうが安心!」 → 良問の風
- 「解説がシンプルでも自分で考えながら進められる!」 → 重要問題集
解説の量と詳しさは、学習のしやすさに直結する重要なポイントです。
「基礎がまだ不安…」という人は、良問の風を選ぶとスムーズに学習できるのでおすすめですよ(*^^*)
④ どんな構成になってる?(問題の配置や分類)
問題集 | 問題の配置・構成 |
---|---|
重要問題集 | 「要項」「A問題」「B問題」の3つに分類 |
良問の風 | 各分野ごとに整理され、巻末に論述問題あり |
問題の並び方や構成は、勉強のしやすさに影響する大事なポイントです。
重要問題集の構成
重要問題集は、「要項」「A問題」「B問題」の3つに分かれているのが特徴。
- 要項: 物理の重要な公式や考え方を簡潔にまとめた部分。
- A問題: 標準レベルの問題が中心。基礎力を確認できる。
- B問題: 難関大学レベルの問題。かなり手応えのある問題が並ぶ。
このように、基礎→応用の順に進められる構成になっています。



基礎から順番に、難しい問題も解けるようになりたい場合におすすめだね
良問の風の構成
一方、「良問の風」は、分野ごとに整理されているのが特徴。
- 「力学」「電磁気」など、各テーマごとに問題が並んでいる。
- 巻末には論述問題も収録されている。
「まずはこの分野をしっかり理解したい!」という場合に、取り組みやすい構成となっています。



苦手分野を集中して勉強したい!という場合にもおすすめだよ!
どっちが自分に合う?
- 「体系的に基礎→応用の順で進めたい!」 → 重要問題集
- 「分野ごとにじっくり学習したい!」 → 良問の風
どちらも学習しやすい構成になっていますが、「どんな順番で進めたいか?」を考えて選ぶのがコツです。
⑤ 難易度はどれくらい?(基礎~応用レベル)
問題集 | 難易度 |
---|---|
重要問題集 | 標準~難関大レベル |
良問の風 | 基礎~標準レベル |
難易度で比べると、「重要問題集」のほうが全体的にレベルが高めです。
特にB問題は、難関大学の入試に出てくるような難しい問題が多い構成になっています。
一方、「良問の風」は、基礎~標準レベルの問題が中心。
「難問を解く前に、まずは基礎をしっかり固めたい!」という人には、良問の風が最適です。
重要問題集の難易度
- A問題:学校の定期テスト~共通テストレベル
- B問題:難関国公立・私立の入試レベル
「とにかくたくさんの問題を解いて、実力を上げたい!」という人向けです。
良問の風の難易度
- 基礎問題:教科書の例題レベル
- 標準問題:共通テスト~中堅私大レベル
「物理の考え方をしっかり学びながら問題を解きたい!」という人向けです。
どっちが自分に合う?
- 「難しい問題にも挑戦したい!」 → 重要問題集
- 「まずは基礎をしっかり固めたい!」 → 良問の風
自分のレベルや志望校に合わせて、適切な難易度の問題集を選びましょう。
⑥ この問題集ならではの強みや特徴は?
問題集 | 強み・特徴 |
---|---|
重要問題集 | 難関大対策に最適 / 豊富な問題量 / 実戦力がつく |
良問の風 | 考え方を重視 / 解説が丁寧 / 物理の本質が学べる |
重要問題集の強み・特徴
- とにかく問題数が多い!
- 難関大の入試問題レベルまでカバー
- 実戦形式の問題が多く、本番での得点力がつく
重要問題集は、とにかく問題数がバラエティに富んでいるのが強み。
実際の入試問題など実戦形式の問題が多いので、基礎固めはできていて、「たくさんの問題を解いて、どんな問題でも対応できる力をつけたい!」という人に最適です。
良問の風の強み・特徴
- 1問1問が「考えさせる」良問ばかり
- 解説が丁寧で、初学者でも理解しやすい
- 物理の根本的な考え方をしっかり学べる
良問の風は厳選された良問が揃っているのが強み。
また、解説が丁寧なので「物理のセンスを身につけたい」「基礎をしっかり固めたい」という人におすすめ。
どっちが自分に合う?
- 「難問にも挑戦して実力をつけたい!」 → 重要問題集
- 「物理の本質をしっかり理解したい!」 → 良問の風
どちらの問題集も、それぞれ違った強みがあります。
「演習量を重視するか?」「理解を重視するか?」で、自分に合ったほうを選びましょう。
⑦ どんな人におすすめ?(向いている人)
問題集 | おすすめな人 |
---|---|
重要問題集 | 難関大を目指す / 問題をたくさん解きたい / 演習量を重視する |
良問の風 | 物理の考え方を身につけたい / 解説が丁寧なほうがいい / 基礎からしっかり固めたい |
重要問題集が向いている人
- 東大・京大・阪大・東工大など、難関国公立・私立を目指している
- たくさんの問題を解いて、演習量で実力をつけたい
- ある程度の基礎はできていて、応用問題にもチャレンジしたい
- 解説は簡潔でもOK!とにかく問題を解きたい
解説はさらっとでOKで「問題を解けば解くほど力がつく!」というタイプの人には、重要問題集がおすすめ。
良問の風が向いている人
- 物理の本質的な考え方をしっかり身につけたい
- 解説が詳しいほうが理解しやすい
- まだ物理が得意ではないので、基礎を固めたい
- 「なぜこの解法を使うのか?」をしっかり理解しながら勉強したい
まだ物理の本質的なところまで理解できていないので「物理のセンスを鍛えながら学びたい!」という人には、良問の風がピッタリ。
どっちが自分に合う?
- 「どんどん問題を解いて、難関大レベルまで演習を積みたい!」 → 重要問題集
- 「物理の考え方をしっかり理解しながら進めたい!」 → 良問の風
どちらも優れた問題集ではあるけれど、名前に引っ張られず自分の学習スタイルや目標に合ったものを選ぶのが一番です。
重要問題集と良問の風は結局どっちがおすすめ?
「重要問題集」と「良問の風」、どちらも優れた物理の問題集ですが、それ故に結局どっちを選べばいいの?と悩む方は多いですよね。
有名な問題集だからと言って、万人に合う問題集とは限りません。
そのため、友達やYouTubeなどでおすすめされたからやってみたけど、自分には合わなかったというケースはよく耳にします。
でも時間がない受験生にとっては、なるべく問題集選びで失敗したくありませんよね(-_-;)
そこでここでは、それぞれの特徴をふまえて、おすすめの選び方を紹介していきます。
① 重要問題集がおすすめな人
以下に当てはまる人は「重要問題集」を選ぶのがベスト!
- とにかく演習量を増やして、問題を解く力をつけたい
- 東大・京大・東工大・旧帝大・早慶など、難関大学を目指している
- 基礎がある程度できていて、応用問題にも取り組みたい
- 解説はシンプルでも問題をたくさん解いて慣れたい
「物理の点数を安定させたい」「入試本番の実戦力を鍛えたい!」という人には、重要問題集がおすすめです。
② 良問の風がおすすめな人
次のような人には「良問の風」がぴったりです。
- 物理の考え方をしっかり理解しながら学びたい
- まだ物理が苦手で、基礎から固めたい
- 解説が詳しいほうが安心して勉強できる
- 公式の丸暗記ではなく、論理的に物理を学びたい
「物理のセンスを身につけたい!」「基礎から順番に理解したい!」という人には、良問の風が合っているといえるでしょう。
③ 実はどっちも使うのが最強!?
実は、「重要問題集」と「良問の風」は補完関係にあるんです。
まず「良問の風」で物理の基礎や考え方をしっかり身につけ、その後に「重要問題集」で実戦力を鍛える、という使い方が最強の学習法なんですよ!
「まずは基礎を理解しながら問題を解きたい」という人は良問の風 → 重要問題集の順で使うと、効率よく実力アップできます。
④ 結論:目的に応じて選ぼう!
目的 | おすすめの問題集 |
---|---|
物理の基礎をしっかり固めたい | 良問の風 |
難関大レベルの問題を演習したい | 重要問題集 |
物理を得意科目にしたい | 両方使う! |
物理の勉強法は人それぞれ。
自分のレベルや目標に合った問題集を選んで、効率よく学習を進めましょう(*^^*)
重要問題集と良問の風のよくある5つの質問
ここでは、「重要問題集」と「良問の風」に関して、受験生や保護者のみなさんが、よく抱く疑問に答えていきます。
Q1. どちらの問題集から始めるべき?
良問の風と重要問題集で悩んでいる人の中には、併用しようか迷っている人も。
結論から言うと「物理の基礎がしっかりできているか?」で決めるのがベストです。
- 基礎に不安があるなら → まずは「良問の風」で理解を深める
- 基礎はある程度できているなら → すぐに「重要問題集」に挑戦!
「良問の風」で考え方を身につけ、「重要問題集」で演習量をこなすのが最強の学習法と言えますね(*^^*)



ちなみに、重要問題集の代わりに同シリーズの「名門の森」と組み合わせて、良問の森 → 名門の森ルートで進むのもおすすめです。
Q2. 重要問題集のA問題とB問題、どっちを解けばいい?
「A問題」と「B問題」の違いは、難易度と出題傾向。
- A問題:標準的な問題。基礎固め&共通テスト~中堅私大向け
- B問題:応用・発展問題。難関国公立・私立の入試向け
A問題は標準的な問題が揃っているので、まずはA問題をしっかり解いて基礎を固めましょう。
その後、志望校のレベルに応じてB問題にも挑戦すると、より実戦的な力が身に付くようになりますよ(*^^*)
Q3. 良問の風だけで受験を乗り切れる?
「良問の風」は基礎・標準レベルの問題が多いので、共通テストや中堅私大レベルなら十分対応できます。
GMARCHレベルまでの大学を目指す場合は、良問の風のみでも乗り切れるでしょう。
ただし、東大・京大・東工大・早慶などの難関大学を目指すなら、「重要問題集」や過去問演習が必須になります。
目標とする大学のレベルに応じて、問題集を組み合わせてみてくださいね(*^^*)
Q4. どれくらいのペースで進めるべき?
目標の試験日から逆算して、計画的に進めるのがポイントです。
おすすめは以下のような進め方。
- 高2の終わりまでに「良問の風」を1周
- 高3の夏までに「重要問題集」のA問題を1周
- 高3の秋以降は「重要問題集」のB問題&過去問演習
「1日○問」と決めて取り組むと、効率よく進められるので、1日の目標となる問題数を決めて取り組んでみましょう。
Q5. 独学でも使いやすいのはどっち?
「独学で進めるならどっち?」と迷ったら、「良問の風」がおすすめです。
- 「良問の風」は解説が丁寧で、初学者でも理解しやすい
- 「重要問題集」は解説が簡潔なので、ある程度の知識が必要
ただし、重要問題集も「解説サイト」や「YouTube解説動画」を活用すれば独学でも十分使えます。
学校で重要問題集が配布された場合は、重要問題集をまず進めてみて、解説サイトなどを見ても難しい場合は良問の風の購入を考えてもいいかもしれません。
どちらの問題集も、自分に合った進め方で最大限活用してみましょう。
まとめ:重要問題集と良問の風、どっちを選ぶべき?
今回は、物理の定番問題集である「重要問題集」と「良問の風」の違いを徹底比較してみました!
- 「重要問題集」は演習量が多く、難関大志望者向けの実戦的な問題集!
- 「良問の風」は基礎から考え方を学べる、物理の理解を深めたい人におすすめ!
- 物理が苦手なら「良問の風」から、得意なら「重要問題集」から始めるのがベスト!
- 最も効率的な学習法は「良問の風 → 重要問題集」の順番で使うこと!
- 独学で進めるなら「良問の風」、ハイレベルな演習をしたいなら「重要問題集」!
- どちらの問題集も、物理の力を伸ばすには優れた教材ですが、自分のレベルや志望校に合わ
どちらの問題集も、物理の力を伸ばすには優れた教材ですが、自分のレベルや志望校に合わせて選ぶことが大切です!
また、どちらを選ぶか迷った場合は、「良問の風」で考え方を学び、仕上げに「重要問題集」で演習量をこなす」という併用スタイルが最もおすすめです!
あなたにぴったりの問題集を選んで、志望校合格に向けて頑張ってくださいね!(*^^*)✨
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