情報学部はやめとけと言われる5つの理由!就職がない・つまらない?メリットも解説

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こんにちは!
高校生のみなさんは、大学の学部、何を選ぶか決めましたか?
さまざまな学問がありますが、最近はIT企業やベンチャー企業への就職が人気になった結果、情報学部に興味を持つ人も多いですよね。

でも一方で「情報学部はやめとけ」と言われるケースも。
その理由や背景について詳しく知りたいと思いませんか?

将来SEになりたいから情報学部に興味があるんだけど「情報学部はやめとけ」とネットでよく言われているんだよなあ。
なんでなんだろー?気になって勉強が手につかないよ。

さらに情報学部は就職がない、つまらないという噂も耳にしますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

そこでこの記事では、情報学部に対するさまざまな意見を整理し、情報学部のメリットやデメリットを詳しく解説。
これから大学や学部をどうしようか悩むみなさんに、少しでも参考になれば幸いです。

ねこさん

情報学部に興味があるけど悩んでいる高校生は、ぜひ読んでほしいニャ

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情報学部はやめとけと言われる理由は?

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情報学部はやめとけと言われる理由には、さまざまなものがあります。
特に以下の4つの理由が原因でやめた方がいいと言われるので、チェックしてみましょう。

  • 技術更新が速くて常に勉強が必要
  • 就職がない
  • 就職時の競争が激しい
  • 女子が少ない

技術更新が速くて常に勉強が必要

情報学部で学ぶ技術や知識は、技術更新が速い分野です。
学んだ時は最新だった技術が数年後には廃れているケースも珍しくありません。

新しい技術やトレンドを常に追い続けなければならないのが苦痛に感じる人は、選ばない方がいいでしょう。

就職がない

「情報学部は就職がない」と言われる場合もありますが、就職率自体は悪くありません。
正しくは、「就職の幅が狭まる」です。

理系はどこもそうですが、情報学部は専攻が特化しているため就職先もIT関連などに限定される場合があるからです
そのため、他の分野に興味が湧いた時に転職が難しくなる場合もあるのがデメリットです。

「将来的にもっと幅広い選択肢が欲しい」と感じる人には情報学部はマッチしないかもしれません。

就職時の競争が激しい

情報学部はやめとけと言われますが、興味を持っている学生は多く毎年たくさんの学生が卒業します。
当然、就職活動時には同じ分野での競争が激化。

特にNTTグループやソフトバンクグループなどの大手人気企業への就職を目指す場合、高いスキルと競争力が求められるため就職活動がとても大変になります。

女子が少ない

情報学部は男子学生が多く、女子学生は少数派です。
そのため、男子ばかりの環境が合わないと感じる人もいます。

特に女子学生にとっては、同性の友人が少なく、孤独を感じる時もあるかもしれません。

情報学部に行くメリットは?

情報学部への進学は、決してデメリットばかりではありません。
情報学部に進学すると、以下の大きなメリットがあります。

  • 社会で必要な論理的思考力と問題解決能力が身につく
  • 情報系の職種で活躍できる
  • プログラミング技能が身に付き就職が有利

社会で必要な論理的思考力と問題解決能力が身につく

情報学部では、論理的思考力や問題解決能力を徹底的に鍛えます
これらのスキルはどの分野に進んでも役立つため、非常に貴重です。

情報系の職種で活躍できる

IT業界は今後も成長が見込まれており、情報学部で学んだ知識や技術は大いに役立ちます。
システムエンジニアやプログラマーなど、専門性の高い職種で活躍できるチャンスがあります。

プログラミング技能が身に付き就職が有利

小中学校でプログラミングの授業が必修となったり、大学入学共通テストで情報の科目が必修となるなど、プログラミングは現代社会でますます重要視されています。

システムエンジニアやフロントエンジニアなど、プログラミングができる人材を積極的に採用するなど即戦力を求めている企業は非常に多いです。

そのため、情報学部で習得したプログラミング技能は、就職活動で大きなアドバンテージとなります

「情報学部はつまらないからやめとけ」は本当?

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情報学部の学生の中には、「情報学部はつまらない」と感じる人もいます。
つまらないと感じている先輩自身が情報学部だと、相談した時に「やめとけ」とアドバイスされるケースも。

ねこさん

情報学部に進んだ先輩から、情報学部はつまらないからやめとけと言われたニャ。
システムエンジニアの実務経験が積めそうだからいいなと思ったんだけど授業が面白くないのならやめた方がいいのかニャ。


これ、半分正解で、半分間違いです。

情報学部の授業は知識を覚えるだけでなくプログラミングも学べるなど、非常に役に立つ授業ばかりです。
それなのにつまらないと感じてしまうのは、以下のような理由が考えられます。

  • 興味がないのにも関わらずなんとなくで学部を選んた
  • 学問がつまらない
  • 専門性が高くてつまらない
  • 女子が少なくて楽しくない

興味がないのになんとなくで学部を選んでしまった

情報学部を選んで後悔するのが多いケースは「興味がないけどなんとなくで選んだ」パターンです。
自分が特に行きたいと思っている学部がないからと、自分の特性や興味を考えずに情報学部を選んでしまうのはNG。
情報学部の授業がつまらないと感じる原因になりますよ。

興味がないのに選んだら、そりゃ「授業がつまらない」って感じる人もいるでしょ。なんとなくで選んだ自分が悪いのに、情報学部をやめとけって言われてもなあ…。

大学の学部を選ぶ時は、たとえば「人気だから」「みんなが選んでいるから」のように安易な気持ちで選ばず、自分が少しでも関心がある分野を選ぶことが大切ですね。

もしあなたが自分にどんな学部が合っているかわからないなら、Webサイトで学部や適職診断を受けてみるのがおすすめ!
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学問についていけなくてつまらない

情情報学部のカリキュラムには、数学やプログラミングといった理系科目が多く含まれています。
そのため、数学が苦手な学生や、コードを書くのが苦痛に感じる学生にとっては、学問がつまらないと感じる時もあるかもしれません。

また、大学にもよりますが、情報学部は実践よりも理論を重視する傾向にあるため、具体的な応用や実践に興味がある学生には向かないかもしれません。

専門性が高くてつまらない

これは理系全般に言えますが、専門性が高いのが逆につまらなく感じる人もいるようです。

たとえば、情報学部ではプログラミングや情報リテラシーなど情報学の専門的な内容を学びます。
そのため、情報学以外の分野にも興味がある学生にとってはつまらないと感じるのかもしれません。

たとえば情報学だけでなく経営学やマーケティング、社会学といった幅広い内容に興味がある場合は、情報学部では物足りないと感じることがあるでしょう。

女子が少なくて楽しくない

情報学部の女子率は、大学にもよりますが、2割~4割くらいだと言われています。
理系に分類されるため、文系の学部と比べてどうしても女子が少ない傾向にありますね。

大学によっては理系学部と文系学部のキャンパスが分かれていて、ほとんど男子しか見ない場合もあるかもしれません。

男女比率が極端に男子に偏っていると、

  • 女子学生 → 友達がいなくて馴染めなくてつまらない
  • 男子学生 → 出会いがないからつまらない

上記のような悩みはよく耳にします。

男子ばかりだと、女子と仲良くなる機会があまりないからつまらなそうだな…

確かに、情報学部は女子が少ない傾向にあるのは事実。
でも実際は、大学のインカレサークルに入れば文系学部や他大学の女子と仲良くなる機会はたくさんあります。

授業では確かに女子が少ないかもしれませんが、インカレサークルなどに所属すれば女子と話す機会はあるのでそれほど心配しなくても大丈夫です。

情報学部に向いていない人と向いている人は?

情報学部には、やめとけと言われる理由もメリットのどちらもあるのがわかりました。
では情報学部に向いている人、向いていない人はどんな人なのでしょうか。

情報学部進学をやめた方がいい人と、向いている人をそれぞれご紹介します。

【やめとけ】情報学部に向いていない人は?

  • 技術の進化に興味が持てない人
  • 常に学び続ける意欲がない人
  • 数学が苦手な人
  • 幅広い職種を視野に入れたい人

情報学部に向いていないのは、上記のような人です。
詳しく解説していきます。

技術の進化に興味が持てない人

情報学部では、急速に進化する技術を学び続ける必要があります。
新しいプログラミング言語やフレームワーク、技術トレンドに常にアンテナを張り、自己学習を続けることが求められます。技術の進化についていくのが負担に感じる人や、新しい知識を積極的に取り入れるのに興味が持てない人には、情報学部は向いていないかもしれません。

数学が苦手な人

情報学部は理系の要素も持つ学問です。
社会情報学部など文系学部に分類される場合でも、統計など高度な数学知識を必要とするのには変わりません。
情報学部は入学してみたら想像以上に数学を使うので、数学が苦手な人にとってはついていけなくて苦労する可能性があります。

常に学び続ける意欲がない人

IT業界は日進月歩で進化しており、卒業後も学び続けることが求められます。
情報学部で学んだ知識も、数年後には全く使えない知識になっている可能性も。

そのため、常にIT業界のトレンドにアンテナを張り巡らせ。継続して学び続ける意欲がない人には、情報学部での学びやその後のキャリアは厳しいかもしれません。

幅広い職種を視野に入れたい人

情報学部で得られるスキルや知識は、主にIT関連の職種に特化しています。
将来的に幅広い職種に挑戦したいと考えている人や、特定の業界に縛られたくない人には、情報学部の専門性が窮屈に感じるかもしれません。
広い視野でキャリアを考えたい人は、他の学部を検討するのも一つの方法です。

【こんな人はおすすめ!】情報学部が向いている人は?

  • 最新技術やITに興味がある人
  • 論理的思考や問題解決に魅力を感じる人
  • プログラミングやシステム開発に興味がある人
  • 自己学習が得意で主体的に学べる人

情報学部に向いているのは、上記のような人です。
詳しく解説していきます。

最新技術やITに興味がある人

情報学部での学びは、最新の技術やITトレンドに対する興味や好奇心が原動力となります。
新しい技術に触れるのが好きで、それを自分の手で使いこなしてみたいと思う人には、情報学部の環境は非常に刺激的で充実感を感じられるはずです。

論理的思考や問題解決に魅力を感じる人

情報学部では、プログラミングやシステム設計を通じて、論理的思考力や問題解決能力を鍛えます。
複雑な問題を論理的に解きほぐし、解決策を見つけ出すことにやりがいや魅力を感じる人にとって、情報学部は最適な学びの場です。

プログラミングやシステム開発に興味がある人

プログラミングが好きで、自分でコードを書くことに喜びを感じる人、またはシステム開発に興味がある人には、情報学部はぴったりです。
実際の開発プロジェクトを通じて、理論だけでなく実践的なスキルも身につけられるので、将来的なキャリアにも直結します。

自己学習が得意で主体的に学べる人

情報学部では、授業以外でも自分で積極的に学ぶ姿勢が求められます。
主体的に学び、自分で調べて問題を解決する力が必要不可欠です。
自発的な学習が得意で、自分で学びを深められる人には、情報学部の環境は非常に合っているでしょう。

情報学部で目指せる教員免許・資格は?

大学の学部を選ぶ上で、どんな資格を取得できるかどうかも気になるところですよね。
ここでは、情報学部で学ぶと目指せる教員免許と資格をご紹介します。

取得を目指せる教員免許

情報学部では、定められた教職過程の授業を取ることで、教員免許の資格取得を目指せます。
情報学部では、以下の教員資格免許取得が可能です。

  • 中学校教諭一種免許状(数学)
  • 高等学校教諭一種免許状(数学・情報)
ねこさん

情報学部だと、中学の数学と、高校の数学・情報の教員免許を取得できるニャ。
2025年度入試から、情報は国公立大学受験者の大学共通テスト必須科目。
情報の教員はまだまだ少ないので、教員免許を持っている人材の需要は今後アップしそうニャ。

取得を目指せる資格

情報学部で取得できる資格は、以下のものがあります。

  • ITパスポート:ITに関する基礎知識を持っていることを証明できる国家資格で、情報学部の学生にとっては基本的な目標となります
  • 基本情報技術者:ITの基礎知識を必要とする国家資格で、ITパスポートとともに情報学部でとっておいた方がいい基礎的な資格です。
  • 応用情報技術者:基本情報技術者試験よりも高度な知識を必要とする国家資格で、さらに専門性を高めたい人に向いています。
  • 情報セキュリティマネジメント:情報セキュリティの専門知識を必要とする資格で、セキュリティ対策に興味がある人に向いています。
  • 社会調査士:社会調査の知識や技術で世論や市場動向、社会事象等を分析できる社会調査のエキスパートで、情報収集力、分析力をつけたい人に向いています。
ねこさん

さすが情報学部、情報系の資格が勢ぞろいニャ。
これらの資格を取得していると、就職の時に他の学生と差をつけることができるかもしれないニャ。

情報学部やめとけ【まとめ】

今日は「情報学部はやめとけ」と言われる理由についてお話しました。

情報学部はやめとけと言われる理由
  • 技術の更新が速くて常に勉強が必要
  • 就職の幅が狭まる
  • 就職競争が激しい
  • 女子が少ない

情報の世界は、新しい技術や知識が常に生まれ続けています。
学んだ時に最新だったものが数年たつと時代遅れになってしまうケースも多く、常に新しいことを学び続けなければいけないのがネックになる人も。
そのため、情報学部はやめとけとよく言われます。

一方で、情報学部には以下のメリットも。

情報学部に進学するメリット
  • 論理的思考力と問題解決能力が身に付く
  • 情報系の職種で活躍できる
  • プログラミング技能が身に付き就職が有利

現在は、深刻なエンジニアの人手不足。
そのため、今後もプログラミングができる情報学部の学生は、企業にとってのどから手が出るほど欲しい存在です。
IT企業をはじめとした企業でプログラミングを活かした仕事に就きたい、情報系の仕事に就きたい人は情報学部が向いていると思います。

また、論理的思考力や問題解決能力を鍛えることができるのも、情報学部の魅力の一つ。
これらは社会に出てからとても入役立つので、私としては興味があればおすすめしたい学部です。

ねこさん

とはいえ、どの学部にも共通しますが、興味がない、数学が苦手など、適性がない場合は情報学部を選ぶのはやめた方が賢明だニャ。

大学の学部を選ぶ際は自分の興味や適性を見極め、後悔のない進路選択を心がけましょう。

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この記事を書いた人

こんにちは、お茶ネコです。

東京都内在住。
夫と子供2人(高校生と中学生)と暮らしている40代ワーママです。

・世の中の気になるニュース
・中高生の教育・子育てに関すること
・毎日の生活に役立つ情報

上記を中心にお届けしていきます。