千羽鶴って使用してはダメな色ってあるの?
千羽鶴を誰かに贈る際、使ってはいけない色はあるか悩んだことはありませんか?
結論から言うと、千羽鶴には使用してはいけない色の決まりは特にありません。
ただし、実際には暗黙の了解でタブーとされる色があります。
そのため、知らずに贈ると不快感や不安感を与えてしまう可能性があり、注意が必要です。
そこで今回は、千羽鶴にまつわる以下のことを解説。
- 千羽鶴にタブーとされる色とその理由
- 千羽鶴に使用してもいい色とその理由
- 千羽鶴の色の順番や組み合わせ
千羽鶴に使用しない方がいい色やタブーではない色について知りたい方は、ぜひこの記事をお読みください。
目次
千羽鶴にダメな色はある?
千羽鶴に使用する色に決まりはないため、タブーとされる色は特にありません。
ただ、千羽鶴を贈るシチュエーションを考えると、避けた方が無難な色はあります。
たとえば、死や別れ、悲しみを連想する色は、受け取った人に不快感や不安感を与える可能性があります。
そういった色は、千羽鶴を贈るシチュエーションには向かないので選ばない方がよいでしょう。
千羽鶴で使用しない方がいい色とその理由
千羽鶴で避けた方がいい色は、以下の5色です。
- 黒
- 白
- グレー
- 金(お見舞い)
- 銀(お見舞い)
それでは、この5色を千羽鶴で使用しない方がいい理由を詳しく解説します。
黒
黒には、人がなくなる時に乗る霊柩車や喪服、死神など、死を連想させるイメージがあります。
黒を使ってはいけないという決まりはなくても、一般的に日本で黒は縁起が悪い色という意味合いがあるため、千羽鶴に使用するのは避けた方がいいでしょう。
白
白には純粋、清潔、無垢、神聖さなどの良いイメージもありますが、同時に悲しみや喪を象徴する色と言われています。
また、白は病院を連想させる色でもあり、入院が長引く意味合いを感じる人も中にはいるので千羽鶴としては避けた方が無難です。
グレー
グレーにも、千羽鶴に使用してはダメな色という決まりはありません。
しかしグレーは火葬後の遺灰や遺骨を連想させる色でもあるので、千羽鶴として贈るには避けた方がいい意味合いを持つ色と言えます。
金
金色はお金や光を連想させることから、豊かさの象徴、権力、名誉などのイメージがあります。
けして悪い意味を連想させる色ではないのですが、贈るシチュエーションを選ぶ色でもあります。
そのため、お見舞いとして贈る場合は避けた方がいいでしょう。
お祝い事に贈る場合は、華やかなイメージを与えるので金の千羽鶴はむしろおすすめです。
銀
銀はアクセサリーや食器に使われることから、シャープで洗練されたイメージがあります。
また、高級感やクールな印象を与える色でもあります。
銀色も金色と同じく、贈るシチュエーションを選ぶ色です。
お祝い事に贈る場合は良いのですが、お見舞いとして贈る場合は場所にそぐわないので千羽鶴の色に選ばない方がいいでしょう。
確かに、自分のお見舞いで黒や白の組み合わせの千羽鶴もらったら悲しくなっちゃうかも。
金、銀の千羽鶴は退院祝いの時ならいいけど入院している時にもらうと微妙な気持ちになりますね。
千羽鶴に選ぶ色でタブーにならない色はある?
千羽鶴に使用する場合、以下の色はタブーに当たらないと言われています。
- 赤
- 緑
- 青
ではなぜこの3色がタブーにあたらないのか、理由を詳しく解説していきます。
赤
赤い色には情熱や勇気という意味があります。
前向きで力を与えてくれる色であることから、千羽鶴としてふさわしいと言えます。
一方で、赤という色に血を連想する人もいるようです。
そのため、気になる場合は朱色など少し赤の強さをやわらげた色を選ぶといいでしょう。
緑
緑は森林や自然を連想させることから、穏やかさ、安らぎ、生命力といったイメージがあります。
入院している人に安らぎを与え、回復するイメージがあることから、特にお見舞いとして千羽鶴を贈る場合にふさわしい色と言えるでしょう。
青
青色には清潔、爽やか、安定感、信頼、落ち着きといったポジティブなイメージがあります。
そのため、千羽鶴として贈るのにおすすめの色と言えます。
一方で冷たさを表すイメージもあるので、気になる場合は水色など、青の強さをやわらげる色を選ぶことをおすすめします。
タブーにならない色でも、人によってはタブーになる可能性があるので注意しよう!
千羽鶴の色の順番はバラバラでもOK?組み合わせには決まりがあるの?
千羽鶴の色の順番や色の組み合わせに決まりはありません。
そのため、千羽鶴の順番がバラバラでも、どの色から組み合わせてもOKです。
ただ、順番がバラバラだと見栄えが良くないので、グラデーションができるように組み合わせるのが一般的です。
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千羽鶴にダメな色についてのまとめ
今回は千羽鶴に使用してはダメな色や、その理由について解説しました。
- 千羽鶴に使用してはいけない色に特に決まりはない
- 黒・白・グレーは死や悲しみを連想させるので使用しない方がいい
- 金・銀はお見舞いに贈る場合はNG
千羽鶴の色には、特に使ってはいけないものは特にありません。
ただ、一般的にタブーとされる色は、贈る人に不快感や不安感を抱かせるおそれがあるので使用しないのが無難です。
これからあなたも、誰かに千羽鶴を贈る機会が来るかもしれません。
その際は、贈る人がどう思うかを第一に考え、千羽鶴の色を選んでみてください。