【中学生の高校受験対策】塾はいつから通うのがベスト?タイミングや選び方を解説

 

まもなく進級シーズンを迎えますね。
高校受験を考える中学生のお子さんがいらっしゃる保護者の方の中には、いつから塾に通わせるべきかという悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

高校受験対策で塾に通うのに最適なタイミングは、塾に期待する目的によって異なります。
そこで、今日は中学生が高校受験対策で塾に通うベストな時期や、塾の選び方について説明します。

 

この記事でわかること
  • 中学生が塾に通うメリット
  • 高校受験対策で塾に通うのにベストなタイミング
  • 塾の選び方のポイント

目次

【高校受験対策】中学生のための最適な塾選びポイント

高校に合格するためには、必ずしも塾は必要ではありません。
それにもかかわらず多くの中学生が塾に通うのは、そこに大きなメリットがあるからです。

高校受験対策として中学生が塾に通うメリットは、主に以下の3点です。

高校受験対策で塾に行くメリット
  • 学習習慣を身に着けることができる
  • 受験へのモチベーションを高めることができる
  • 高校受験対策の情報を得ることができる

学習習慣を身に着けることができる

春から中学生になるお子さんの中には、普段勉強するという習慣がないお子さんも多いですよね。

高校受験では、内申点を上げるために授業態度や提出物だけでなく、定期テストや単元テストの成績も重要です。
特に定期テストは範囲が広く、良い点を取るためには普段から勉強する習慣を身につけておくことが大切です。

また、難易度の高い高校を目指している場合は、学校の勉強と並行して受験のための勉強も必要です。
塾に通うことで日常的に勉強する習慣が身につくので、学習習慣を付けたい方にはとてもおすすめです。

受験へのモチベーションを高めることができる

受験生を持つ親の悩みとして最もポピュラーなのは、

「受験生なのに全然勉強しない」

といった悩みではないでしょうか。

特に男子は、女子よりも受験のやる気スイッチが入るのが遅い子が多い傾向にあります。
学校から帰ると寝転がってYouTubeばかり見たりして、勉強しない姿が受験学年になっても続いていることが多く、ヤキモキする親御さんも多いようです。

ねこさん
我が家の長男もそうだったニャ!


受験生なのに子供が勉強しない理由の一つに、受験が自分事となっていないことが挙げられます。
塾に通うと周りの人が勉強しているのを見てやる気が出たり、塾内の模試で自分の現在の立ち位置を知ることができます。
そのため、早くから受験を自分事として捉えることができるようになるのが大きなメリットと言えるでしょう。

高校受験対策の情報を得ることができる

高校受験で塾に通う最大の利点は、受験に必要な情報を手に入れられることです。

高校受験において、情報は大きな武器になります。
お金で情報を手に入れるという言葉もありますが、受験勉強だけでなく、ネット上には載っていない高校の情報や出願戦略など、塾に通うことで得られる情報は非常に貴重だと思います。

公立中学生の通塾事情:塾に通っている割合はどのくらい?

高校受験を考える中学生のほとんどは、公立中学の生徒達です。
データによると、公立中学に通う中学生の通塾率は、約7割に及ぶのだとか。
学年が上に上がるにつれ塾に通う中学生の割合は増え、中学3年生になるとほとんどの子が何かしらの塾に通っているようです。

中学校自体が塾に頼って志望校の選定や受験対策を進めていることも、通塾率を高めている原因の一つと考えられます。実際、私の上の子も、中学の面談で塾に通っていることを前提とした話をされたことがありますので、よく理解できます。

地方では中学校の先生が生徒に適した高校を内申点や模試の結果から進めることもありますが、大都市圏では高校がたくさんあり、中学の先生が高校の情報を把握していることは少ない傾向にあります。
その結果、高校受験の情報を知りたい時は自力で調べるか塾で情報を得るのがごく当たり前になっているように思います。


中学生の半数以上が塾に通っていることを考えると、塾の重要性はかなり高いと言えるでしょう。

中学生はいつから塾に通えばいいの?目的別におすすめのタイミングを解説

高校受験にために塾に通う中学生が多いことが分かりましたが、では具体的にいつごろから通うのが良いのでしょうか。

他の保護者に聞いても、意見が分かれています。

「高校受験を考えるなら中1から通うべき」

と答える人もいれば、

「いやいや中3からで十分でしょ」

と答える人もいるなど、塾に対する考え方は人それぞれ違うため、あまり参考になりません。

それではどうやって入塾時期を決めればよいのでしょうか。

おすすめなのは、塾に通う目的に合わせて決めることです。
ここでは、それぞれの目的に応じた最適な入塾時期についてお話しします。

内申点アップ・定期テスト対策なら中1からの入塾がベスト

学校の内申点や定期テストの対策を考えるなら、中学1年生から塾に通うことがおすすめです。
都道府県によって比重は違いますが、高校受験において内申点はとても重要な役割を担っています。

たとえば東京都の場合、都立高校の入試における内申点の比重は3割です
他の都道府県と比較すると当日点の比重が高い傾向にありますが、どんなに学力に自信があっても試験当日は何が起きるかわかりません。
また、都立の上位校ほどオール5に近い内申点を持つ受験生が集まる傾向にあるため、内申点をしっかり確保しておくことが志望校合格の鍵となります。

\内申点や東京都の入試制度について知りたい方はこちらもチェック/

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都立高校や国立高校の入試や私立の推薦入試でも、内申点が非常に重要視されています。
そのため、中1の段階から内申点を意識しておくことが大切です。

内申点は提出物や授業態度に加え、定期テストの成績も考慮されます
中学校の定期テストは範囲が広く、複数科目が同時に行われるため、小学生の頃で受けたテストのイメージで臨んで失敗する中学生も少なくありません。

ですから、塾に通う場合は中1の春など、できるだけ早い段階から通うことをおすすめします。そうすることで、最初の定期テストから高得点を目指す準備ができます。

高校受験対策なら中2の2月~3月入塾がおすすめ

高校受験対策として塾に通うのなら、中学2年生の2月~3月に入塾するのがおすすめです。

何故4月ではなく2月から3月かというと、塾で新学年の授業が始まるタイミングがちょうど2月~3月だからです。
この時期に入塾すると中2の内容の復習から始められる場合が多く、中2までに学習した内容をしっかり定着させた上で中学3年生をスタートさせることができるメリットがあります。

難関私国立高校や公立トップ校を目指すなら早めの入塾がカギ!


難関私立や国立附属、公立トップ校などのレベルの高い高校を受験する場合は、中学1年生や中学2年生の1学期などのできるだけ早い時期塾に入ることをおすすめします。
なぜなら、こういった難関高校の入試は通常の対策だけでは対処できないほど難しい問題が出されるからです。

たとえば、開成や筑駒、早慶附属などの難関私立では、学習範囲を超えた難問が出題されることが普通です。
また、都立高校でも日比谷、西、国立などの都立上位の自校作成校では英語、数学、国語の3教科において学校独自の問題が出されるため、難関国私立レベルの入試対策をすることが求められます。
そのため、難関高校の入試対策をするには、高いレベルの塾に早めに入る必要があります。

これらの難関高校の合格実績の高い塾では、中2終了か中3の春までに中学の全範囲の学習を終え、その後は入試演習を中心に合格する力を身につけるカリキュラムが組まれています。
そのため、中3からの入塾では間に合わないことが多いので、できるだけ早く入塾して学力を向上させることが大切です。

【高校受験】学年別通塾のメリット・デメリットは?

中学生が塾に通うおすすめのタイミングについてお話しましたが、今度は学年別の通塾のメリット・デメリットについて解説していきます。

中学1年生の通塾のメリット・デメリット

中学1年生が通塾するメリットとデメリットは、下記の通りです。

メリット
  • 学習の習慣づけができる
  • 内申点アップが狙える
  • 早くから高校受験に向けた学力を身に着けられる
デメリット
  • 学校生活との両立が大変
  • 中だるみしやすい

中学1年生から塾に通うメリットは、なんといっても学習の習慣づけができることです。
早くから勉強する習慣を身につけることで、高校受験の準備を余裕を持って進めることができます。

また、塾では学校の授業を先取して教えているケースが多いです。
学校で習う内容を先に学習することで学校の授業で学んだ内容をより深く理解することができ、定期テストでも有利になります。
また、内申点対策も行っている塾もありますので、そういった塾を選ぶことで、安定して高い内申点を維持することができます
また、早くから塾に通うことにより、高校受験に向けた基礎学力をじっくり高めることができるのも中学1年生から塾に通うメリットです。

一方で、中学1年生から塾に通うデメリットとして、始めのうちは学校と塾の両立に苦労するケースが多いことが挙げられます。
中学生になると学校に加え部活動も始まるため、とても忙しくなります。
また、時間が制限されることで強に集中できない場合や、勉強に嫌気がさしてしまう可能性も。

そのため、最初の内はお子さんが無理なく通えるペースにすることが大切です。
数学だけ、英語だけなど教科を絞って受講するなど、特に強化したい科目だけ受講するのも一つの手です。

中学2年生の通塾のメリット・デメリット

中学2年生が通塾するメリットとデメリットは、下記の通りです。

メリット
  • 中だるみを防ぐことができる
  • 内申点アップができる
  • 学力アップに時間が必要な国数英の力を伸ばせる
デメリット
  • 受験までのモチベーションを保ちにくい
  • 勉強に追われて学校生活を全力で楽しめない

中学2年生が塾に通う大きなメリットは、中だるみを防ぐことができることです。
2年生になると、学校生活に慣れて気が緩みがちになる一方で、授業が難しくなり勉強についていけなくなるケースが多く見られます。
塾に通うことで、周囲の刺激を受けて気持ちを引き締めることができるばかりか、学校の授業内容を理解する手助けにもなります。

また、短期間で学力を上げるのが難しい国数英の学習は、この時期にしっかりと取り組むことが重要です。
特に苦手科目がある人は、中学2年生の間に塾で苦手を克服することで、受験勉強に余裕を持てるようになります。
これは高校受験を勝ち抜くうえで、大きな利点と言えるでしょう。

一方で、中学2年生はまだ受験までに時間があるため、塾通いにモチベーションを維持するのが難しいというデメリットもあります。
また、学年の真ん中であり、学校にも慣れて学校生活を一番楽しめる時期でもあります。
しかし、塾に通うことで生活が忙しくなり、学校生活を全力で楽しめない可能性もあることがデメリットと言えます。

中学3年生の通塾のメリット・デメリット

中学3年生が通塾するメリットとデメリットは、下記の通りです。

メリット
  • 目的がはっきりしているので勉強のモチベーションを保ちやすい
  • 部活引退後は時間に余裕ができるので勉強に集中できる
  • 高校入試に特化した勉強ができる
デメリット
  • 志望校合格に見合うだけの学力を身に着けられない可能性がある
  • 難関高校志望の場合はカリキュラムについていけない可能性がある
  • 入試まで時間がないので苦手科目の克服が難しい

中学3年生から塾に入る場合、ほとんどの中学生が受験を意識していると思います。
志望校もある程度固まり、目的意識がはっきりしているので勉強のモチベーションを維持しやすいのがメリットです。

また、多くの中3生は夏前に部活を引退し時間ができるため、受験のピークとなる夏休みに集中して勉強することができます。

一方で、デメリットとしては、中1、中2と比べ受験まで時間がないため苦手科目の克服が不十分になってしまうことが挙げられます。
特に国数英の教科は短期間で学力を上げるのが難しいため、中3から塾に入っても志望校に必要な学力を身につけることが難しいかもしれません。

また、難関高校合格を目指す塾では、中学2年までに中学範囲をすべて終了し、中3からは入試の対策に重点を置いていることがあります。
そのため、3からの入塾では授業内容に追いつくのが難しい場合があるのも大きなデメリットと言えるでしょう。

 

一方で、中1や中2と比べて受験までの時間が短いため、苦手科目の克服が不十分になることがあります。特に国語・数学・英語は短期間で学力を上げるのが難しいため、中3から塾に入っても志望校に必要な学力を身につけることが難しいかもしれません。

【首都圏高校受験】塾の選び方のポイントとおすすめの塾を紹介

ここまでのお話から、中学生が塾に通うメリットや適切なタイミングについてお分かりいただけたと思います。
塾に通うタイミングに加え、大事なのは塾の選び方です。

ただ高校受験対策を行っている塾だからといって選ぶのは危険です。実際に塾が合わない場合、逆に成績が下がってしまう可能性があるからです。
目的やお子さんのレベル、性格に合った塾を選ぶことが重要です。
塾選びがお子さんの成績に大きく影響することは間違いありません。

ねこさん
でも東京には塾がいっぱいありすぎてどんな塾を選べばいいかわからないニャ


そこでここでは、塾の選び方のポイントとおすすめの塾についてご紹介します。

勉強が苦手・苦手科目を攻略したい生徒におすすめの塾

「現状学校の勉強についていけていない」
「苦手科目がある」

上記のような悩みをお持ちの場合は、生徒一人一人に合わせたオーダーメイドの授業計画を作成して指導してくれる個別指導塾がおすすめです。
また、お子さんが内気で集団塾などの大勢の中で講師に質問するのが苦手なタイプも、講師との距離が近い個別指導塾が向いていると言えるでしょう。

ただし、個別指導塾はきめ細かい指導ができる反面、後述する集団塾と比べ料金が高くなりやすいというデメリットもあるので、その点も踏まえて塾選びをすることをおすすめします。

数ある個別指導塾の中で、おすすめの3つの塾をご紹介します。

  • 森塾
  • 栄光ゼミナール
  • 東京個別指導学院


それぞれの特徴についてご紹介します。

森塾

森塾

森塾は、生徒2人に対して講師が1人付くスタイルの個別指導塾です。
4つの「森塾メソッド」を掲げており、

  • 丁寧な指導と先取授業
  • 生徒のやる気を引き出すコミュニケーション力
  • 学校の成績を上げることに特化した独自の塾専用教材テキストを使用
  • 無料で特別授業が受けられる定期テスト対策

の4つに定評のある塾です。

特に学校の成績UPに力を入れていて、

学校のテストに1教科+20点の成績保障制度を設けているほか、クリアテストと無料の特訓部屋でわからないことをとことん教えてくれるのがメリットです。
また、中間・期末テスト前は無料で特別授業を実施。
受講していない科目も、テスト前は自立学習によるトータル指導を受けることができるのが魅力です。

もちろん、地域の高校受験情報にも精通しているので、高校受験対策の指導も受けることが可能です。

また、個別指導塾の中では授業料が安いのが魅力で、月額10,800円から受講できます。

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森塾春期講習

栄光の個別ビザビ

栄光ゼミナール

栄光の個別ビザビは、学習塾の栄光ゼミナールの中でも個別指導に特化した教室で、主に下記のメリットがあります。

  • 専属講師による学習サポート
  • 週間学習予定表による学習の習慣づけ
  • 定期的な模試で自分の立ち位置を確認
  • 豊富な受験情報をもとにした面談・指導の実施
  • 無料振替制度あり

栄光の個別ビザビでは生徒一人に専属の講師が付いて学習全般のサポートをしてくれるため、成績や進路の悩みを気兼ねなく相談することができるのが魅力です。
また、1週間ごとの学習予定表を作成してくれるので、普段勉強の習慣がないお子様の学習の習慣づけに役立ちます。

学校の勉強だけでなく、受験対策にも力を入れているのも魅力の一つ。
定期的な模試の実施により現在の自分の立ち位置や苦手分野を客観的に観ることができるのに加え、豊富な受験情報やノウハウを持った講師による面談や指導があるため、着実に志望校合格へ向かいたいという方に向いているでしょう。

また、無料の振り替え制度があるので、風邪を引いた時や用事などで授業を受けられない場合でも授業料が無駄にならないのも魅力です。

授業料に関しては資料請求フォームに必要事項を入力して送信すると、授業料一覧を確認できるようになるので興味がある方はチェックしてみてください。

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栄光個別ビサビ無料体験

栄光の個別ビザビでは、4月から通い始めると4月+5月の2ヶ月間の授業料が半額になるお得なキャンペーン開催中です。
気になる方は、まずは無料体験でお子さんに塾が合うかどうかを試してみてはいかがでしょうか。

東京個別指導学院

東京個別指導学院

東京個別指導学院は学校の成績アップや受験対策を始め、お子さんに合った幅広い学習プランに沿った学習に対応できるのが魅力です。

たとえば下記のような学習プランに対応することが可能です。

  • 定期テスト・内申点対策プラン
  • 高校受験対策プラン
  • 学習習慣定着サポートプラン
  • 部活との両立プラン
  • 英語資格検定対策プラン
  • 推薦入試対策プラン
  • 高校学習先取りプラン
  • 苦手分野集中対策プラン

また、ベネッセグループの学習塾であることから、豊富な高校入試情報や学校別情報を活かした指導ができるのも大きなメリットと言えるでしょう。

他にも

  • 子どもとの相性によって担当の講師を選択可能
  • 50種類以上のテキストに対応
  • 無料のテスト補講
  • 自習室完備
  • 柔軟なスケジュール&無料の振り替え制度

といったメリットがあります。

東京個別指導学院では、複数の講師の授業を受けてみて相性の良かった講師を担当講師とすることが可能。
相性の良い講師から勉強を教えてもらえるのはモチベーションを保つのに良いので、塾に通う上で大きなメリットと言えるでしょう。

また、授業で使うテキストは学校の授業で使っている教科書やワークだけでなく、集団塾で使っているテキストなどにも対応可能。
そのため、集団塾についていけない時のフォローアップとしても利用できます。

定期テスト前に行なっている無料のテスト補講は普段受講していない科目も対応してくれるので、全科目受講するのが金銭的に難しいという場合でも安心して通うことができるのが魅力です。
また、自習室が完備なので、授業のない日でも自宅以外の静かな場所で勉強したいという方におすすめです。

授業料に関しては資料請求フォームに必要事項を入力して送信すると、授業料一覧を確認できるようになるので興味がある方はチェックしてみてください。

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東京個別指導学院春期講習

内申アップ・定期テスト対策がしたい生徒におすすめの塾

高校受験において重要な内申点や定期テストで良い点を取りたいのなら、内申点アップのサポートや定期テスト対策をおこなっている塾がおすすめです。
とはいえ、手厚いサポートをしてくれる個別指導塾は費用的に通うのが厳しいという場合は、集団塾の中でも定期テスト対策や内申点対策に力を入れている塾がおすすめです。

ここでは定期テスト対策や内申点アップに力を入れている塾を3つご紹介します。

  • 臨海セミナー
  • ena
  • 市進学院

それぞれの特徴についてご紹介します。

臨海セミナー

臨海セミナー

臨海セミナーは神奈川、東京などの首都圏を中心に展開する学習塾です。

合格実績もさることながら、面倒見の良さがぴかいちの塾です。
中学部は志望校別に下記4つのコースに分けて対策を実施。

  • 高校受験/定期テスト
  • 都立・公立トップ校受験
  • 難関国私立受験
  • 横浜翠嵐高校受験

この中で公立上位校~中堅校合格を目指す高校受験/定期テストコースでは、内申点に重要な定期テストで点数を取れるようにするため定期テスト対策を実施。
学校ごとの出題傾向を分析し、次回のテスト対策に活かすなど自分の通っている中学に合った定期テスト対策をおこなってくれます。
また、定期テスト直前には土曜や日曜日を活用して無料の定期テスト対策講座を開講し、テストで高得点を取れるようサポートしてくれるなど、とにかく指導が手厚いのが魅力的です。

また、高校受験で有利となる英検などの資格試験対策も実施しているので、資格取得を目指すお子様にもおすすめです。

受験対策も公立上位校合格の実績が高いことから、豊富な受験ノウハウが魅力。
定期的な塾内模試で、自分の苦手分野や立ち位置を客観的に判断することもできます。

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臨海セミナー体験

ena

ena中学部

enaは東京都を中心に展開していて、数ある塾の中でも都立上位高の入試対策に定評のある塾で、特に以下のメリットがあります。

  • ダブル学習システムによる先取学習&復習で学校の授業の内容理解を深める
  • 「enaワーク」を使用した定期テスト満点対策
  • 都立高・私立高の問題を厳選したオリジナルテキストで入試対策も万全
  • 理科・社会のライブ授業で早くから5教科の力が身に着けられる
  • 学力判定テスト・合格力診断テストで自分の立ち位置を確認できる
  • 長期休暇中の合宿や特訓授業で受験に必要な力を養成

enaでは講師による対面授業とスター講師による映像授業というダブル学習システムを取り入れています。
対面授業で学んだ内容を自宅で映像授業によって理解を深めることで知識を定着できるのがメリットの一つ。
また、無理のない先取学習により学校で習った際に内容理解を深めることができるので、学校の勉強に余裕を持って取り組みたいお子様におすすめです。

さらに内申点に大きくかかわる定期テストで高得点を取れるようにするため、定期テスト直前の1週間は授業を通常授業を停止。
オリジナルの定期テスト対策教材「enaワーク」や学校のワークなどを使用し、定期テスト「満点」対策をおこなっています。
自習室も解放しているので、定期テスト前や入試前など授業がない時でも自由に利用できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

また、定期テスト対策だけでなく、高校入試にも強いのがenaのメリットの一つ。
特に進学指導重点校を始めとした都立上位校の受験ノウハウをたくさん持っているので、都立上位校を志望校とするお子さんにはおすすめです。
季節講習や塾内模試なども豊富で、中学3年生になると合宿授業や日曜特訓、志望校別の特訓授業などで苦手分野の克服や実力を高めることができるのが魅力です。

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ena春期講習

市進学院

市進学院

市進学院は「めんどうみ合格主義」という教育理念を掲げている通り、生徒一人一人に寄り添ったきめ細やかな指導が強みです。

市進学院の特徴は以下の4つ。

  • 市進の共演授業
  • 家庭学習との両輪指導
  • 学習サポート
  • ご家庭との連携

「なぜ?」を大事にする市進のオリジナル授業で生徒の考える力を伸ばし、「らせん型カリキュラム」で学習内容を効果的に定着させるメソッドが魅力的です。

また、家庭学習にも力を入れていて、自立学習を促す学習計画表の配布や授業内容とリンクした家庭学習教材で、授業内容をしっかり定着させます。

生徒1人を理系講師と文系講師の2人が担当、さらにクラス担任制で学習状況や進路を家庭としっかり連携できるところも市進学院の魅力です。

\2回までの無料の体験授業を受けたい方は、バナーをクリック/

市進学院無料体験

難関高校を目指している生徒におすすめの塾

早慶附属や国立附属、都立トップ校などを志望校にしている場合は、難関高校合格に実績が豊富な学習塾がおすすめです。

難関高校向けの学習塾は、塾によっては中学3年生になってからの入塾が難しい場合もあるので、塾のカリキュラムなどをしっかり把握したうえで検討することをおすすめします。

ここでは難関高校受験に力を入れている塾を4つご紹介します。

  • 早稲田アカデミー
  • Z会進学教室
  • ena(最高水準)
  • 臨海セミナー(ESC難関高校受験科)

それぞれの特徴についてご紹介します。

早稲田アカデミー

早稲田アカデミー

早稲田アカデミー早慶附属や開成高校、日比谷高校など難関私立、都立トップ校合格に定評のある学習塾です。
「本気でやる子を育てる」を教育理念に掲げ、質の高い講師による理解しやすい授業や教育システムなどに魅力があります。
コースは大きく分けるとレギュラークラスとハイレベルの特訓クラスの2つに分かれ、同クラスでも塾内模試や駿台テストなどの成績によりさらに細かく分かれるそうです。

塾内テストなどによりクラスが上下するため、競争心がある生徒にとってはモチベーションアップになるのがメリット。
一方で学習の進度が早いため、先取りしていない場合は中3からの入塾は難度が高いので注意しましょう。

入塾する場合は現在の学力状況を把握するため、入塾テストを受ける必要があります。
国立附属や早慶附属などの難関高校を目指す場合は、なるべく早く特訓クラスに入れるかどうかがカギとなります。

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早稲田アカデミー入塾テスト

 

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Z会進学教室

Z会進学教室

Z会進学教室は通信教育のZ会グループが運営する学習塾です。
通信教育で得られたノウハウと、質の高い講師による授業や丁寧な添削が評判です。

クラスは最難関高校を目指すVコース、公立上位校を目指すKコースの2つがあり、どちらのコースも通うためには入塾テストに合格する必要があるためレベルの高い生徒が集まります。

授業進度は進学塾の中ではゆっくり目ですが、量より質を重視し考える力をじっくり養う教育カリキュラムにより、高い難関国私立合格実績につながっています。
定期テスト対策は授業内でおこなっていませんが、通信教育と同じ定期テストワークを配布しているため、自分で対策を進めることができる子には向いています。

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z会資料請求

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ena(最高水準)

ena最高水準

ena(最高水準)は、先ほどご紹介したenaの中でも日比谷・西・国立高校といった都立進学指導重点校や開成高、早慶附属、国立附属高校などの難関高校進学を目指す特別クラスです。
実際、難関高校合格実績の多くは、最高水準クラスの生徒によるものなのだとか。

各校を代表するスター講師によるレベルの高い授業を受けられるほか、特待生扱いになるため授業料や季節講習の料金が通常クラスの半額になるメリットも。
また、ハイレベルな生徒が集まるため、周りに刺激を受けることで勉強のモチベーションが上がるタイプの子に向いています。
中2終わりの春期講習までに中学3年間の学習をほぼ終了、中3の4月からは実際の入試問題を使った演習問題に入るため、早くから実践力を磨くことができます(※現中3生まで。中2生からは通常クラスと同じ進度)
一方で、季節講習や中3になってから実施される特訓授業は必修、定期テスト前も通常授業をおこなうなどの縛りがあります。

最高水準クラスに通塾するためには、毎月1回おこなわれる最高水準クラス入塾のための選抜テスト(国数英の3教科)に合格する必要があるため、希望する人は下記申し込みフォームから申し込むようにしましょう。
また、合格してからも内申点や塾内模試の結果で一定の成果を出す必要があるため、学校と両立できるかよく考えた上で入塾テストを受けるか考えることをおすすめします。

\説明会兼選抜テストに申し込む場合はこちらをクリック/

ena最高水準選抜テスト

臨海セミナー(ESC難関高校受験科)

ESC

臨海セミナー(ESC難関高校受験科)は、臨海セミナーの中で公立トップ校や早慶附属などの私立難関高校、国立附属高校合格を目指すクラスです。
志望校に合わせ、

  • 横浜翠嵐受験
  • 都立・公立トップ校受験コース
  • 難関国私立校受験コース

の3つのコースにさらに分かれています。

このESCに入るためには、定期的に開催される特待選抜テストにクリアする必要があります。
このテストなどで一定以上の成績を収めると特待生認定となり、授業料の割引などの特典を受けることができます。
これから受験に向けてお金がかかることを考えると、安く受講できるのは大きなメリットですよね(*^-^*)

また、ESCは使用するテキストも難関高校向けのものを使用。
そのため、一定以上の難関高校を目指す生徒はESCに入ることをおすすめします。

デメリットとしては、通常クラスと違い定期テスト対策は一切おこなっていないこと。
ESCに通う場合は自力で定期テスト対策をおこなう必要があるので、両立できるよう努力が必要です。

\特待選抜テストを希望する方はこちらをクリック/

ESCテスト

高校受験の塾入塾時期は目的に合わせて選ぼう!

今回は、中学生が高校受験で塾に通うタイミングや塾の選び方についてお話しました。
塾に入る時期やどの塾を選ぶかは、塾に何を求めるかやどんな目的で通うのかをはっきりさせた上で決めましょう。

また、検討中の塾が良さそうに見えても、本当にお子さんに合っているかは実際に通ってみないと分かりません。
無料体験を提供している塾もあるので、入塾する前にまずは試しに授業を受けてみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

こんにちは、お茶ネコです。
東京都内に夫と子供2人(高校生と中学生)と暮らしている40代ワーママです。
ズボラで飽き症でも、毎日楽しく暮らしていける情報をお届けしていきたいと思っています。

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